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~大腸カメラ、最後の壁を超えるために!~
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院長コラム
これまで、大腸カメラ(大腸内視鏡)を受ける際の「3つの壁」として、①前処置(下剤)の工夫②検査そのものの苦痛への鎮静剤(麻酔)についてお話ししてきました。
最後の3つ目は、少し性質が違います。
「恥ずかしい」そして「結果を聞くのが怖い」という気持ちです。
大腸カメラは、どうしても羞恥心を伴いやすい検査です。
「トイレに何度も行くところを人に知られたくない」こうした気持ちは、決して珍しいものではありません。
当院では、できるだけ周囲を気にせず検査を受けていただけるよう、前処置にはトイレ・テレビ付きの完全個室を5室ご用意しています。また、検査時にも必要以上に肌が露出しないよう配慮し、患者さんのプライバシーを大切にしています。

そして、もう一つ意外に大きな壁が、
「もし大腸がんやポリープなどの病気が見つかったらどうしよう」という結果への恐怖です。
特に便潜血検査で陽性になった方から、「怖いので、もう一度便潜血検査をして陰性なら大丈夫ですか?」と相談されることがあります。
そのお気持ちはよく分かります。
しかし、便潜血陽性の原因には痔などの良性疾患も多い一方で、大腸ポリープや大腸がんが隠れている可能性があります。また、血便や下痢、腹痛などが続いている方では、大腸がんだけでなく、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患(IBD)が見つかることもあります。
大切なのは、「病気が見つかるのが怖いから検査をしない」のではなく、「早く見つけ、適切な治療につなげるために検査をする」という考え方です。
大腸がんは、早期に発見できれば治る可能性が高い病気です。さらに、大腸カメラの大きな特徴は、がんを発見するだけではありません。
将来、大腸がんになる可能性のある大腸ポリープ(腺腫)の段階で発見し、その場で切除できる場合があります。つまり、大腸カメラは大腸がんを「見つける検査」であると同時に、大腸がんを予防するための検査でもあります。

数回のコラムにわたってお話してきましたが
「下剤がつらそう」「痛そう」「恥ずかしい」「結果が怖い」
大腸カメラを受けたくない理由は、人それぞれです。
私たち医療者が「必要な検査だから受けてください」と言うだけでは、その不安はなくならないと思っています。
だからこそ、患者さんにとって何が嫌なのかを一つずつ考え、それをできるだけ減らしていくこと。
それも大腸カメラ(大腸内視鏡)を行う医療機関の大切な役割だと考えています。

大腸カメラに不安がある方、便潜血陽性を指摘された方、血便や下痢が続き大腸癌や潰瘍性大腸炎が心配な方も、まずはご相談ください。
「思っていたより大丈夫だった」
検査を終えたとき、一人でも多くの方にそう思っていただける大腸カメラを目指していきたいと思います。
医療法人英知会「はらだ内科・内視鏡クリニック」
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